厄年は、現在、私たちが使っている年齢とは違います。
数え年の年齢です。
数え年は、母親のお腹にいる間も命と考えますので、生まれた年は0歳ではなく1歳になります。
厄年については、いろいろな諸説があります。一番よく語られている説は、一生のうちで災難に遭うおそれが多い年です。
厄年の中でも、最も危険な厄年は大厄と呼ばれています。
男は42歳(しに)、女は33歳(さんざん)の年です。
女性の場合、33歳の厄年に、婦人科系の病気になる人が多く、また離婚率も、厄年に当たる31~33歳が高くなっています。男性の場合、大厄42歳前後は、大腸ガンや喉頭ガンの発生率が高くなっています。
厄年の災難は、自分だけでなく周りにふりかかることもあります。親や子どもに災難が降りかかることもあるようなので、できることなら厄払いはしておいたほうがいいです。厄払いをしておけば、気分的に落ち着き、災難が降りかからないよう意識して行動するようになるようなので。
【注意】
立春前に生まれた人は、前の年が生まれた年になります。たとえば1985年1月11日生まれは、1984年生まれになります。ただ、お正月で年齢が変わる地域もありますから、よくわからない方は神社で尋ねてみてくださいね。 |