心理テストをします。少し長い文章ですが、まず読んでくださいね。
幼い頃に父親を亡くしたL子さんは、母親と質素に暮らしていました。
L子さんには、P君というおさななじみの彼がいました。P君の家は、L子さん家から橋を渡ってすぐの所にあり、ふたりは、よく橋の上でデートをしていました。約束はしていませんでしたが、L子さんもP君もお互いに結婚を意識して付き合っていました。
ある日、大きな台風がきました。その台風が原因で、ふたりの家を結んでいた橋が壊れてしまいました。L子さんは、P君と連絡がとれずにいました。次の日、P君が重傷だという知らせをうけました。L子さんは、P君のことが心配でたまりませんでした。
しかし、橋が壊れ、会いに行く手段がありません。そんなL子さんを心配した母親は、近所のMさんが船を持っているうわさを聞いたので、尋ねてみたらどうかっとL子さんに提案しました。
L子さんは、すぐ、隣町のMさんに会いに行きました。事情を聞いたMさんは、船を動かしてもいいが、「タダでは無理だ」とL子さんに言いました。しかし、L子さんにはMさんに言われたお金はありませんでした。
このまま、P君に会えなかったらどうしよう、と途方に暮れているL子さん。そんなL子さんに声をかけたのが、S君でした。事情を聞いたS君は、L子さんに、船代のかわりにからだを求めてきました。悩んだ末、L子さんは、S君の言われるとおりS君と一夜を過ごしてしいました。
MさんにS君からもらったお金を渡し、船を動かしてもらい、ようやくP君の家に着きました。そして、L子さんの献身的な看病のおかげで、回復したP君は、L子さんにプロポーズをしました。P君のお嫁さんになる日をずっと夢見てきたL子さん、しかし、返事ができませんでした。
そして、返事をしないまま一週間が過ぎ、P君から手紙が届きました。その手紙には、L子さんが、プロポーズの返事ができないわけを知った事、そして、プロポーズの話はなかった事にして欲しい、と書かかれてありました。P君は、どうしてもL子さんとS君の事が許せなかったのでした。
それから、L子さんは笑わなくなりました。そんなL子さんを心配したのが友人のH君でした。H君はいつもL子さんのそばにいてL子さんを励ましました。
時が流れ、L子さんの顔に笑顔が戻ってきた頃、H君は、L子さんにプロポーズしました。
では、問題です。登場人物のL子さん、P君、Mさん、S君、H君、5人をあなたの好きな順に並べて下さい。 |