2023年(令和5年)は癸卯(みずのとうさぎ)の年になります。
卯年なので寅卯天中殺生まれの人が天中殺になり、辰巳天中殺生まれの人は、2023年は天中殺の年ではありません。
ただ、2023年の年運は天中殺ではありませんが、「月天中殺」と「日天中殺」は、辰巳天中殺の人にも巡ってきます。天中殺中は天の助けを得られない時期になり、結婚、転職、転居、独立、起業、リフォームなど新しいことを始めるのに不向きです。
「月天中殺」と「日天中殺」をチェックして、その日は無理しないように気をつけてくださいね。
【月天中殺】辰巳天中殺が注意する月
天中殺には、12年に2年巡ってくる「年の天中殺」と1年に2ヶ月巡ってくる「月の天中殺」と12日に2日巡ってくる「日の天中殺」があります。
2023年は「年の天中殺」は免れましたが、「月の天中殺」はやってきます。辰巳天中殺の月天中殺は辰月(4月)と巳月(5月)になります。
ただ、月の始まりは1日がスタートではありません。節入り日が月の始まりになります。4月の節入り日は4月5日。6月の節入り日は6月6日。6月5日まで気をつけてください。
【月の天中殺】
4月5日から6月5日まで
【日天中殺】辰巳天中殺が注意する日
辰巳天中殺は、辰日と巳日が天中殺になります。2023年の辰日と巳日を書いておきます。
月 | 天中殺の日 |
1月 | 10日、11日、22日、23日 |
2月 | 3日、4日、15日、16日、27日、28日 |
3月 | 11日、12日、23日、24日 |
4月 | 4日、5日、16日、17日、28日、29日 |
5月 | 10日、11日、22日、23日 |
6月 | 3日、4日、15日、16日、27日、28日 |
7月 | 9日、10日、21日、22日 |
8月 | 2日、3日、14日、15日、26日、27日 |
9月 | 7日、8日、19日、20日、31日 |
10月 | 1日、2日、13日、14日、25日、26日 |
11月 | 6日、7日、18日、19日、30日 |
12月 | 1日、12日、13日、24日、25日 |
辰巳天中殺の2023年運勢
天真爛漫で小悪魔的な魅力のある辰巳天中殺。
裏表がなく、心のまま行動するため、喜怒哀楽が大変激しいです。「天然」とか「ワガママ」に見られることもありますが、人の心を掴むのがとてもうまく、愛されキャラなのが辰巳天中殺です。
何事に対しても面倒見が良く、困っている人が目の前にいるとほっておけない性分。人はもちろんだけど動物や植物に対しても愛情深いです。
ちなみに、辰巳天中殺は、六星占術では「天王星人」。0学占いでは「月星と魚王星」。五星三心占いでは「時計」の人になります。
2023年は、今までの行いが答えとなって表れる年になります。
地道に努力を重ねてきた人は色々な形で報われます。高く評価されたり、大きな仕事をまかされたり、活躍の場が増えそう。のんびりと過ごしてきた人も大きなトラブルもなく楽しく過ごせそうです。
とにかく物事がトントン拍子に進み、自分らしく過ごせる年になるので、あれこれ新しい事に手を出したくなるかもしれませんが、2024年から天中殺の年に入りますので、今年はこれまで頑張ってきたことを地道に継続していくのが無難です。
ただ、もし、心残りになるような事があるのなら、2023年中に行動を起こしましょう。天中殺に入った途端、心変わりをすることも多々あるので、実行に移す前はじっくりと調べて考えて、自分の気持ちの強さを確認してくださいね。
月天中殺の4月5日から6月5日までは周りの人と気持ちがすれ違いやすくなります。重要な情報を聞き逃していないかいつも以上に確認し、報告と連絡を徹底しましょう。落とし物や忘れ物にも気をつけてくださいね。
天中殺について
天中殺は1970年代に日本中で大ブームになりました。
取り上げ方が「天中殺に事をおこすと必ず破滅する」と、あまりにもセンセーショナルだったため、恐いというイメージばかりが一人歩きし、当時は社会問題になりました。
天中殺に科学的根拠はありません。
しかし、過去の自分を振り返り、ついてないと感じるときを調べてみると、天中殺の時期と重なっていることが多々あります。私は相談サイトをはじめてから20年になりますが、天中殺の真っ只中の人から相談されることがとても多いです。
ちなみに 、天中殺のことを四柱推命では「空亡」と呼びます。 空亡は天中殺と同じく12年に2年訪れますが、天中殺占いのように重視しません。人によっては空亡(天中殺)の時期が吉運になる人もいるからです。
というわけで、天中殺だから必ず運気はダウンするというわけではありません。ただ、繰り返しになりますが、天中殺に時期になると良くないことがある、 心が晴れない人は多いので、念のため気をつけてくださいね。