長男が総理大臣になると短命内閣になるのか?

2015年は1945年8月15日の戦争終結から70年になります。
70年の間に、内閣総理大臣は31人が退任しました。平均すると在任期間は2年3ヶ月になり、他国と比較すると短命政権です。
理由はいろいろあると思いますが、総理大臣を生まれ順で分析するとある共通点を見つけました!

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在任期間が短い総理大臣ベスト5

戦後の総理大臣を在任期間が短い順に並べてみます。

【1位】 羽田孜
64日(1994年4月28日~1994年6月30日)
【2位】 石橋湛山
65日(1956年12月23日~1957年2月25日)
【3位】 宇野宗佑
69日(1989年6月3日~1989年8月10日)
【4位】 鳩山由紀夫
262日(2009年9月16日~2010年6月4日)
【5位】 細川護煕
263日(1993年8月9日~1994年4月28日)

なんと、1位から5位の総理大臣は、全員《長男》でした。

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どうして総理大臣に長男がなると短命なのか?

誕生日や血液型による性格の違いは、先天的な部分が考えられますが、生まれた順による性格の違いは後天的です。長男がみな同じ環境で育つわけではありませんが、長男ならではの育ち方あるのでしょう。

例えば、アレルギー体質は、長男長女の第一子に多いそうです。
最初の子は、親が綺麗な環境で育てる傾向があり、バイ菌に触れる機会が減るため、免疫力が低下するそうですが、精神面も同じで、失敗した時のバッシングに対する免疫力も低いのかもしれません。

長男の性格で、あるあると指摘される特徴は、《真面目》《責任感が強い》《他人に頼るのが下手》《人の顔色をうかがう》《面倒見が良い》などがあります。

「お兄ちゃんだから・・・」と言われて育った長男は多いと思います。

わがままを言うことは許されない、自分のことは自分で解決しなければならない、そういう環境で育つと、他人に甘えたり頼ったりするのが苦手になるんでしょうね。総理大臣なる仕事は自分ひとりが頑張ってできるような仕事ではないから負担が大きくなり、長く続けられないのかもしれませんね。

在任期間が長い総理大臣ベスト5

戦後の総理大臣を在任期間が長い順に並べてみます。

【1位】 佐藤栄作
2798日(1964年11月9日~1972年7月7日)
【2位】 吉田茂
2616日(1948年10月19日~1954年12月7日)
【3位】 小泉純一郎
1980日(2001年4月26日~2006年9月26日)
【4位】 中曾根康弘
1806日(1982年11月27日~1987年11月6日)
【5位】 安倍晋三
1024日(2012年12月26日~2015年10月16日現在)

生まれ順を調べると、全員、兄か姉がいて、弟か妹がいました。長期政権を維持できる内閣総理大臣は、真ん中に生まれた人でした。